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Raptor

女性向けバ/ッ/カ/ー/ノ(ラドクレ中心)二次創作ブログです。 閲覧は自己責任でお願いします。

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ヤザワ

風邪が流行ってますねー。
例に漏れず自分もがっつりヤられ中…こんな時期に…(うぅ。

ところで先日は11/22(イイ夫婦)の日だったようですね。
イイ夫婦だなんてラドクレじゃないですか!ラドクレー!ラドクレー!
何かしら間に合わせたかったのに諸々の事情で断念しつつ、しかも昨日は11/23(イイ兄さん)の日とか。
兄貴ー!ラッド兄貴ー!!
とりあえず前に書いていたSSもどきをちまっと…。
これの裏(というか割愛した部分)ヴァージョンR18版も出来てるのですがソレはまぁまたそのうちどこかで(多分冬コミ後とか?)

*このSSはバ/ッ/カ/ー/ノ/ゲームEDパート57「ハッピーエンド」を元にしています。


「たまには俺が飯を作ってやろうか?」
昼食時の何気ないラッドの言葉にパスタを絡ませていたフォークをピタリと止めマジマジとクレアはラッドを見つめた。
「どうしたんだ一体?お前の頭に岩石が落ちてきた所を俺は見ていないぞ…おい、頭のコブを見せてみろ、死ぬなよラッド」
そう言いながら身を乗り出してくるクレアの手を払いのけながらラッドは不機嫌に声を上げる。
「打ち所悪くて世迷い事のたまってるんじゃねぇ!テメ…!人のせっかくの好意の進言をはぐらかすとかふざけんな」
めきりとフォークを折り曲げたラッドを見てしばらく無言だったクレアがとたんにニマニマと笑みを浮かべる。
「え…マジ、ラッド飯とか作れるのか!?」
「はっ?当たり前だろ、人を何だと思ってんだ」
婚約後今日まで料理はクレアが担当してきた。
イメージ的にラッドに料理が出来るわけがないとクレアが独断で判断した上にラッドから特にその事について異論がなかったからだ。
「あ、ウソウソ、料理くらいラッドだって出来るよな、てか…お前の手料理とか凄い嬉しいし」
不機嫌な自分をよそに瞳を逸らさずニコリと微笑まれるとそれ以上ラッドも怒りをあらわにする気にはなれない。
元々料理当番を進言したのは先日舎弟たちと飲みに行く事をうっかり伝え忘れ夕飯を台なしにされたクレアと一悶着がありラッド自身罰の悪いその出来事が未だに尾を引いていたからだ。
そして今これだけ嬉しそうな伴侶の様子を見ていると自分の判断は間違っていなかったと確信する。
むしろ喜ぶクレアが可愛いくて可愛いくてたまらなく昼飯の代わりに押し倒して頂いてしまいたいくらいだがその気持ちをグッと堪え会話を進める。
「なんかリクエストあるか?まぁ手の込んだのは出来ねぇからなー念のため」
「じゃあステーキがいいな!やっぱり肉だろ肉!そうだ、材料は俺が買ってきてやる」
そそくさと昼食を済ませたクレアが機嫌良く買い物宣言をして用意を始める。
「だったら俺も一緒に…」
「いや、大丈夫だ!俺一人でも多分なんとかなるから」
「なんとかって…なんだそれ」
はぁ?と思いつつ買い物袋をもつクレアに近付くとふいにギュ厶ッとしがみつかれラッドは少し表情を柔和した。
クレアはいつも喜びをスキンシップで表してくる。
(くっそ!たまんねぇ…今ここで押し倒してやろうか…)
悶々と思わずクレアの腰に手がまわりそうになったその時
「あ~やっぱり、列車でお前殺さなくて…本当よかった…っ」
しみじみと呟くクレアに一瞬で萎えたラッドはその手を手刀にかえ暴言をはいた当人の頭をビシリと叩いた。

そうして数時間後。


「…おい、何だこれは…コラ」
買い物から帰宅したクレアに庭先に呼ばれ赴いたラッドはクレアと対峙しながらその状況にビキビキと眉間に皺を寄せ低く呻いた。
(ブモモモ~!)
ガシャガシャ!という轟音をバックにクレアはラッドの不機嫌さが理解しがたいといわんばかりに口を開く。
「なんだよ?昔のツテをあたってわざわざ町外れにまで連絡して手にいれてきたんだぞ。何が気に入らないんだ?」
ブフ!ブフ!と鼻息荒く鋭い角と筋肉質でその身体に無数の傷痕がある巨大な闘牛がギシギシおさまる檻にチラリと視線をやりながらクレアが首をかしげる。

「はあああぁあぁぁ~??なにお前ふざけてんの?いやいや普通肉は切り分けられたモン買ってくるだろ?なんでまるごと一匹しかもギンギンに興奮しまくってるの連れてくるんだテメー!!」
「だって新鮮な方が美味しいじゃん…」
「新鮮ならいいってもんじゃねーだろ!しかも肉の硬そうな闘牛とか…まぁそこは置いといて、まだ呑んできた時の事根に持ってんのか、あぁ?」
その言葉に、ふうっとため息をつきながらクレアは闘牛の鉄ごうしの扉をガラガラと引っ張りあげた。
「その話はもういいって、お前が料理してくれるってだけで十分嬉しいから相殺した。で、お前の料理、俺のために手間隙かけてくれる所を見たいんだよ。下ごしらえから披露して俺を感動させてくれラッド!」
(ブモモモモモモォウウ~!)
その言葉とともに解き放たれた闘牛は目を血走らせながら目前のラッド目掛けて突進してくる。
「チッ!」
すかさず懐の拳銃を取り出し闘牛のこめかみに狙いを定めようとするが
「…!あぁ?」
「拳銃とかそんな不粋なもの使うなよ」
あるべきはずの武器はいつ掠められたのかクレアの右手に収まりクルクルと振り回されていた。
「テメェ!いつの間に…って、おっとぉ!」
銃に気をとられたラッドは襲いくる闘牛を間一髪で避けるが闘牛はぐるりとUターンして前足で二、三度砂を蹴りあげながら再びラッドと睨み合う。
「ったく…人がちょっと甘い顔したとたんにコレかよ…料理と闘牛ショーが=とかふざけんな!殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す!!」
避ける際に角で破かれた袖を捲くりながらラッドは咆哮する。
「その意気だラッド、早く牛を仕留めろ!」
「牛じゃねぇ!テメェをぶっ殺すっつってんだ」
「そうか!俺も愛してるぞ!」
「なんだその解釈はっ!まぁ間違っちゃいねぇけどなああああぁぁあー!」
二人のいつもの痴話喧嘩をよそに闘牛は再び襲い掛かってくるがそれを予期していたラッドは素早く戦闘体制にはいった。
「おっらああああぁぁあぁー!!」
ボクサーのように構えをとり突進してくる闘牛を避ける事なく正確にそのこめかみに拳を叩きつける。
(ブモモモモモモー!)
ゴシャリと鈍い音が打撃部分から響き闘牛は咆哮しながら身体ごと崩れ落ちた。
「こい!次は仕留めてやんよ」
火のついたラッドが再び構え直したその時…
脳震盪でしばらく横倒しのままビクビクとしていた闘牛はやがてヨダレを垂らしゆらりと起き上がり
(ブグフフフゥゥ~ッ!)
と一吠えして踵をかえしそのままラッド邸に突進していく。
「…あぁ?」
「おい!お前の迫力で牛が自ら台所に向かってるじゃないか!すごいなラッド」
「単にパニックって屋敷に突進しただけだろが…あーっ!!ドアを突き破って…おい、やめろっ!てめっ!あーっゴラァ!」
しみじみと呟くクレアとは対照的に屋敷の中から聞こえてくる破壊音に慌てながらラッドは闘牛の後を追った。



「え…いや、ちょっと今の説明は判り辛いんだが…」
その夜とあるダイニングバーに呼び出されたフーは不機嫌なルッソ夫妻の説明に首を傾げた。
「ラッドが手料理を作ってやるって言って…そしたら屋敷が半壊して喧嘩して食事が中止になった」
「あ?ふざけんな!テメーが食材とか言って闘牛連れてくるからだろが!」
「せっかくナイフで仕留めたくせに、業者呼んで引き取らせるとかどういう事だよ」
「俺があの状況で機嫌良く牛さばきだすとかありえねぇだろコラ」
「牛はさばかなくても俺の事は押し倒したくせに…だから余計に腹が減ってー」
「てめっ!余計な事まで言ってんじゃねーよ!大体埋め合わせにはまだ足りないくれぇ…」
二人の会話に頬を引き攣らせながらフーは
「ちょっと電話してくるわ」
と席を立つ。
「もしもし、あぁ俺。ラッドが飯奢ってやるって言ってるぞ皆集めろよ。場所は…」
ものの数分の会話で非常に面倒くさい愚痴のターゲットにされたと即座に判断したフーは一点集中されてなるものかとターゲットの拡散を画策する。
「だったら今度は海の幸でバーベキューはどうだ?それなら」
「鮫とか運んできたらぶっ飛ばすぞ」
「いや、全長10メートル以上ある巨大蛸が海辺の人家の塀をぶち壊してるとか」
「ふざけんな!まだ格闘がお望みなら今すぐ…」
ドンガラガッシャーンと食器の割れる音が響くなか電話をにぎりしめながらフーは仲間が早く店につく事を祈ったがラッドの叫びが受話器ごしに漏れた時点で仲間が駆け付ける事はなかった。


「料理に奮闘」
  1. 2010/11/24(水) 12:47:48|
  2. SS

M-dachs Watch(T)

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