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Raptor

女性向けバ/ッ/カ/ー/ノ(ラドクレ中心)二次創作ブログです。 閲覧は自己責任でお願いします。

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ヤザワ

ただ今夏コミ原稿(別ジャンルですが)でこちらの更新はしばらくまったりになりそうです。
また来月からちまちま更新できましたら。
イベントでバッカ本…欲しい…っ。ラドクレ話したいっ!

それにしてもラドクレはあんな殺伐とした設定の二人が甘々妄想になってしまうのはゲームの幸せEDもあるですが、お互い身内の事はとても大事にしているのが覗えるからでしょうか。
肉食系男子二人揃うとラブっぷりも相乗効果で急上昇。


携帯妄想第五弾。
妄想を身内に送りつけする前にもっとキャラを描きなれねばとも思いつつ。


*このSSはバ/ッ/カ/ー/ノ/ゲームEDパート57「ハッピーエンド」を元にしています。




「はぁ~!?有り得ねぇ!有り得ねぇよ!有り得ねぇ。てか何お前俺を置いて訳わかんねぇ事すんの?お前が側にいないとか。俺が大量殺人でストレス解消!フラグでも立ててんのか?あ?」

「物騒な事言うな。それに訳わからない事じゃない。仕事だ」

それはラッドとクレアの新婚生活真っ只中
「ガンドールからの依頼で四日ばかり家空けるからさ」
と告げたクレアの言葉から始まった。
結婚後なるべくラッドと一緒に居たいと仕事をセーブしていたクレアだったがガンドールの依頼とあっては断れない。
今回クレアはラックの交渉事のお供を頼まれた。
相手との取引が上手くいく確率はほぼ皆無でかなり手荒い手段をとらざる得ないらしい。
ラックが一人で行くのは相手側を油断させるため、そこにクレアを投下してイッキに状況を有利に運ぶのが目的だ。
まぁ数日の事だし…と引き受けその旨をラッドに伝えるとあからさまに不機嫌な物言いでごねりだされたのだ。

「ク~レア~お前が俺の視界にいないと落ち着かねぇんよ、しかも男と二人旅とかそれで冷静にいろって方がおかしいよなぁ?ああああああぁあぁあああぁあぁ~っ!!俺の中で何かがピークに達しそうだ!よしその辺りで悠々としてる奴を片っ端から川にほうり込んでこよう。いや、屋上からほうり投げるとか車に向かって投げ付けるとか…どれがいいクレア?」
ドカドカと床を踏み鳴らすラッドのあまりの物言いにクレアは憤慨する。
「どれもいいわけあるか。しかも男と二人旅って…相手はラックだぞ!」
ラックはクレアの義兄弟でクレアが心許す数少ない相手だとラッドだって十分承知のはずなのに今更何を激昂しているのか訳が判らない。
「それに普通男同士なら何の問題もないだろ…」
はぁ~とため息をつきながらもう聞く耳もたずで放って置こうかと思った矢先
「…?おい…ラッド?」
ふいにギュムリとラッドの胸の中に押し込められ力任せに抱きしめられる。
「こういうのは理屈じゃねーだろ。お前は寂しくねぇのかよ、俺と離れて」

「…ずるいぞラッド…」

クレアはスキンシップに弱い。
たった今まで呆れていたのにラッドの匂いで肺を満たされるともうそんな事がどうでもよくなってしまいそうになる。

「そりゃお前と一緒になってから家を空けるのは初めてだけど…たった四日だし。だから帰ってきたら…」

目一杯愛し合おうぜ

緩む気持ちを押さえつつそうラッドの耳元で囁きながら唇にキスを一つ。

「ん?」
その途端フワリと浮遊感を感じたクレアはラッドが無言で自分を抱き抱えベッドへと向かっているのに気がつく。
「おい!ラッド」
「帰ってきてからといわず今からヤるぞ。そうしたら四日間我慢してやる」
ベッドの上でこんな真昼間から…と思いながらも覆いかぶさってくるラッドについつい腕をまわしてしまう。
(これで納得するならまぁいいか…)
結局離れ難いのはクレアも同じだった。

そして





「一体どういう事なんだ!?」

列車に朝日がさし乗客室でうつらうつらしていたラックはクレアの叫びに何事かと跳び起きる。
「ど、どうしましたクレアさん…?」
ラックの顔をマジマジと見つめながら信じられないとでもいいたげなクレアにまさか敵でも現れたのかと緊張するが…
「なんでここにラッドが居ないんだ!!」
その意味不明な発言にイッキに力が抜けた。
「寝ぼけて…いるんですか?」
「違う聞いてくれラック、昨日たしかに俺はごねるラッドを置いてきた」
「えぇ…そう言ってましたね。あと、いかにあの男に自分が愛されてるかとか数日も離れられないなんて仕方ない奴だとか…」
列車に乗り込んでから散々惚気話しという名の言葉の暴力を繰り広げるクレアにげんなりして途中でトイレに行くふりをし耳栓を着用した事を回想しながらラックは苦々しく答えた。
「そうだ。たった数日だと思ったんだ。だけど俺はいつも朝はラッドのキスと抱擁で目覚めるんだ。それが一日の始まりで…」
「私はフィーロほど拒否反応は示しませんができればその手の話しはいい加減勘弁してもらえませんか…」
眉間に皺を寄せ話しの中断を頼んでみるがクレアの話しは止まらない。
「うるさいなラックは。人の話しはちゃんと聞けよ。この世は俺の世界じゃないか、ラッドが居なくても数日なら問題ないと俺が判断したのだからそうあるべきなのに…
なのに朝目が覚めてみたらラッドの姿と…キスがない事に驚いたんだ!」
常人が聞けば狂っているとしか捉えられないような会話をラックは頬を引き攣らせながらも改訳していく。
「え…つまりクレアさんは、あの男と数日離れるくらい大丈夫だと思って起床したら思いの外寂しかったと…そう言いたいんですか?」
「おぉ!その通り!ついでに目が覚めて目の前にお前がいた事のガッカリ感も汲みとってくれてたら完璧だ」
「ガッカリどころかこちらはこの状況に拳銃を撃ちこみたい心境なんですが…」
「どうしたラック、いつからそんな短気になった?」
「……もういいですよ。でもそれは仕方のない事でしょう、あと数日は我慢してもらわないと…」

「そう!それが問題だ!」
困ったかのようにクレアは唸る。

結婚後ラッドのキスで毎朝を迎えていたその当たり前の幸せが得られないとここまで寂しくなってしまうのかとクレア自身が驚いていた。
これではラッドの事を呆れられない。
しかもまだ後三日もこんな状況が続く事を考えると気分も滅入ってくる。
今ラッドも同じような気分を味わっているのだろうか…
クレアは無性にラッドに会いたくなった。

「これが…ホームシックってやつなのか…?」
「いや、微妙に違うような気もしますが…とりあえず私も交渉を早く終わらせるように努力しますから…」
「あ、なるほど!仕事を早く終わらせればいいのか!!」
珍しく気落ちしている義兄弟にラックがやれやれとフォローを入れると途端にパッとクレアの表情が明るくなった。
「よしラック、俺は先に行くぞ。何、交渉を成功させればいいんだろ?まかせろ。速やかに完璧に遂行してやる…あとそれから!俺はクレアじゃない、フェリックスだ!」
そう言い放ち窓をガラリと開け景色が瞬く間に変化するその空間に躊躇いなくクレアは飛び込んだ。

「ちょっっ…!何する気ですか!?クレアさんクレアさん~っ!!フ、フェリックスーー!!!」
突然の事に驚愕して叫ぶラックの言葉は列車の速度と共にかき消されていった。





「で、お前に扮装したクレアが一味を一網打尽にしたってか?」

ゲラゲラ笑いながら顛末を聞くベルガをジロリと睨みながらラックはため息をついた。
「着いた時には交渉場は炎上していて…私に扮装した血まみれのクレアさんがその裏路地で気絶させた相手側のボスを投げてよこしましたよ…(逆らう奴はラックの姿で皆殺しにしてこいつにガンドールの取引を了承させといたから。後は好きにしろ)と言葉を残していそいそと帰っていきました…おかげで私はあのシマではキルマシーン扱いです」
元々血生臭くなる事を前提で事を運ぶつもりでいたがまさか計画もへったくれもなく自分が殺人鬼扱いをうけるとは。
笑い転げるベルガをよそに頭をかかえるラックの肩を無言のキースがポンポンと叩く。
もう新婚で浮ついている殺し屋にしばらく依頼はしてはならないと痛感するラックだった。

(早々に帰宅したクレアがラッドに甘えまくったのは言うまでもない)

「lovesick」
  1. 2010/07/08(木) 22:46:31|
  2. SS

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