Raptor

女性向けバ/ッ/カ/ー/ノ(ラドクレ中心)二次創作ブログです。 閲覧は自己責任でお願いします。

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ヤザワ

携帯垂れ流し4弾。
このくらいの妄想なら漫画でもいいかなと思いつつ携帯ポチポチ。

ラッドは今までお山の大将的に舎弟と暴君の限りをつくしていたのに娶ったクレアはさらに暴君。
でも甘々に懐いてくるのでついつい甘やかし&自分のペースをセーブしてしまう兄貴とか萌え…っ。

ちょっと2弾と続いてます。
*このSSはバ/ッ/カ/ー/ノ/ゲームEDパート57「ハッピーエンド」を元にしています。




ぎゅむ~っっっ!


「んぁ~っ!っ!痛てて…っ!!」
まだ起床には少し早いまどろみの中いきなり頬に走る激痛にラッドは瞬く間に覚醒する。
何事かと思いきや隣で寝ていたクレアに思いきりつねられていたようだ。
「あぁ~なんだ?クレア…?何してんだ…?」
訳がわからないなりに起こった理不尽にラッドは苛立ちを隠せないがこちらを睨むクレアにドキリとせずにいられない。
もしや、また自分は寝ぼけてあらぬ事を口走ってしまったのだろうか?
二度は本気でやばい…そう喉をならした時

「なんで…なんで俺にプロポーズしなかったんだ…」

恨みがましさ満々に訳のわからない事をクレアは呟いた。
「は…っ?…何だクレアお前寝ぼけてるのか?」
自分に何か失言があった訳ではなさそうなのでとりあえず内心胸を撫で下ろしながらもクレアの真意が判らないうちはまだ安心は出来ない。
何の事だ?と話しの続きを促してみる。

「覚えてるか…?お前と初めて出会った列車の屋根の上…俺がお前の彼女の首にロープをかけた…あの時の事を」
真剣な口調で訊ねてくるクレアに何を今更とばかりにラッドは答える。
「当たり前だ、忘れる訳ねぇだろ」

それは(線路の影をなぞる者)レイルトレーサーとの出会い。
そしてラッドの運命を大きく変えた瞬間。
人間は一瞬でここまで誰かに殺意を抱き憎みそして愛する事が出来るのかと自分でも驚いたものだ。
何もかもを捨てても構わない程どうしようもなく…生涯の絆を繋げたい程に目前の赤い怪物を渇望したあの激しい衝動。

「だったら…何で俺にプロポーズしなかった…」
「…は?」
回想するラッドに放ったクレアの言葉の支離滅裂加減にラッドは少し心配になる。
「どうしたクレア?何か悪いモンでも食ったか?熱でもあんのか?それとも記憶障害でも起こしてんのか?ん?」
クレアの額に手を置きながら、あれだけ派手なプロポーズもそうなかっただろうが…そう続けるとラッドを睨みながらクレアは声を大きくする。

「でもラッドは俺より彼女を選んで列車から飛び降りたんだぞ!!夢の中で!」

「……夢…の中…?」
一瞬間をおきラッドが間抜けた声で聞き返す。

「そう、夢の中でだ!あの列車の上でお前は俺にプロポーズしないで彼女を助けるために飛び降りたんだ!俺の夢なのにお前が俺を愛さないなんてどういう事だラッド…!っておいっ!!」
ヒートアップするクレアをよそにゴロンとラッドは背を向け二度寝の体制に入る。
「ったく何事かと思えば馬鹿馬鹿しい…って…痛てててっ!!クレア!テメェ!」
ぎゅむむむ~クレアに思いきり耳を引っ張り上げられガバリと跳び起きたラッドはその手を払いのける。
「夢だけじゃなく俺の世界でもラッドが俺を蔑ろにするなんて…もしかしてお前熱でもあるのか!?」
「……もういい…喋るな。いいか、それはただの夢だ。しかもテメェが勝手に見た夢だ。俺に話しをふるんじゃねぇ」
相変わらずのズレた返答にこめかみの疼きを抑えながらラッドは話題を打ち切ろうとするがクレアの憤りは収まらない。
「ただの夢だと…!目覚めてから俺がどれだけ辛い気持ちになったと思っているんだ!なのにお前だけ平気なんてずるいぞラッド!世界の中心を差し置いて!」
ゆさゆさとラッドを揺さ振り理不尽な事を言うクレアに更にこめかみに筋が浮き立つのを感じながらその手を跳ね退けた。
「いい加減にしやがれ!大体目が覚めてから…って事は夢の中のお前は俺が落ちても平気だったのかよ?あぁ?」
「平気っていうか…ラッドみたいな頭のおかしい屑でも人間らしい所があったんだな、ふ~ん…ざまみろ。とか思った…っわ!」
持ち上げた枕でクレアの頭をボフリと叩く。
「何だテメェ、朝っぱらから俺を怒らせる理由は何だ?目的は何だ?何でテメェの摩訶不思議思考に俺が巻き込まれなきゃならねぇんだ…寝起きテロみたいな事しやがって、て…うおっと…?」
我慢の限界ぎりぎりに握っていた枕を引きちぎりかけたその時突然クレアがしがみついてきた。
「クレア…?」
不意をつかれ怒りが和らいだラッドの胸に顔を埋めながらクレアは目を伏せる。
「…お前は俺を憎みながら彼女を選んで飛び降りて…俺はそんなお前をただ廃除しただけのモノとして見送って…もし一歩何か歯車が狂えばそんな世界も俺の中に存在したのかって思ったら…」

急に不安になったんだ

そう呟くクレアに目を丸くしたラッドは(はぁ~)っとため息をつきおもむろにガシガシとクレアの頭を乱暴に撫でる。
「(嫌な夢見たからちょっと甘えたくなりました)…ってだけの話しをどうしてそう分かりにくく表現するんだお前はよぉ…」
まったく面倒な話しだ。
それでも有りもしない夢にまで自分との絆を感じたがるこの赤い怪物が可愛くて仕方ない。
しがみつく身体を抱き返してやりながらその額に唇で触れようとした時
「そうだ!?」
「ぐおっうっっ!!」
いきなり面を上げたクレアに頭つきをかまされたラッドは顎を抑え呻く。
「痛いなラッド、頭に歯が当たったぞ」
「なんだ…本格的に喧嘩売るつもりか?あ?よし、殺しあいだ」
「違う。喧嘩したいんじゃないプロポーズされたいんだ。いいか俺は二度寝するからさ、今度こそプロポーズしに来い」
また頭に血の上りかけるラッドを尻目にポフッとクレアはベッドに身を投げまさに良案とばかりに催促をする。
「はぁ!?」
「だから、彼女を降ろした後もう一度列車に上ってきて(やっぱりお前を愛してる、今すぐ結婚してくれ!)って言うんだぞラッド!約束だからな」
「…じゃあ俺も二度寝するから俺の夢の中でお前が色っぽい女物の下着でも着けて俺をベッドに誘うならプロポーズしてや…ってっ!」
今度はクレアがラッドの頭に枕を投げ付けてくる。
「俺は真剣なんだぞ!早くお前が来ないと俺はシャーネに…っ」
そこでクレアがしまったとばかりに口ごもるがラッドはそれを見逃さない。
「シャーネ…?あのお前の女友達か?そういやあの女も車上で一緒だったよな…。夢に出てきたのか?」
列車の事件以来クレアは再会したシャーネとは良い友人関係を築いているようだ。
「あの女がどうしたんだ?クレア?」
誤魔化すなよと言わんばかりのラッドの雰囲気に渋々とクレアは答えだした。
「え…と…お前を列車から落とした後俺は…シャーネにプロポーズ…とかしたり…」
「ほほぉ…つまり何だ、俺を屑呼ばわりしてルーア共々列車から落としてから…意気揚々と女口説いてた訳か…」
「何熱くなってんだラッド。たかが夢だぞ」

「今更どの口が言ってんだゴラァ~ーッ!!」

言うがベッドのマットを持ち上げクレアごとひっくり返す。

結局夢に振り回された二人の攻防は昼過ぎまで続きお互いが空腹でダウンした事により終焉を向かえたのだった。

「夢で逢えたら」
  1. 2010/06/24(木) 00:55:38|
  2. SS

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